広島、開幕投手の九里が4回無失点の好投 シャイナーのOP戦初安打はお預け

オープン戦
○ 楽天 3 - 1 広島 ●
<3月2日・倉敷>

広島の開幕投手に内定している九里亜蓮投手(32)が2日、楽天とのオープン戦に先発登板。今季初の実戦登板を4回1安打無失点の好投で終え、自身初の大役へ弾みをつけた。

初回は一死から四球を与えるも、3番・辰己、4番・浅村を連続三振斬り。2回は先頭の5番・島内に四球を与えたが、後続を落ち着いて退けた。3回以降も両コーナーを厳しくつく投球術を披露し、4回60球、1安打無失点、5奪三振2四球の内容で降板。11年目で初の開幕戦登板へ上々のスタートを切った。

雪の影響で試合が一時中断した5回は、ドラフト3位の滝田(星槎道都大)が1イニング無失点。6回から登板した益田は、3イニング目となった8回に逆転適時打を含む5連打を浴び、3回途中6安打3失点で降板した。

打線は0-0で迎えた7回、途中出場の堂林が昨季までチームメイトだった楽天3番手・ターリーから左翼線への先制適時二塁打を放つも、得点はこの1得点のみ。「2番・三塁」で先発出場した新外国人・レイノルズは、初回の第1打席にオープン戦初安打となる右前打を放ったが、「4番・一塁」で出場した同じく新外国人のシャイナーは2打数無安打でオープン戦通算10打数無安打。初回の第1打席はいい当たりだったが、痛烈なゴロは三塁手の正面をついた。

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