京都サンガ、ホーム開幕戦で敗れる 湘南に1-2、今季2戦勝ちなし

サンガ-湘南 ホーム開幕戦に敗れて肩を落とすサンガイレブン(サンガスタジアム京セラ)

 J1京都サンガFCは2日、サンガスタジアム京セラで今季のホーム開幕戦となる第2節湘南戦に臨み、1-2で敗れて初黒星を喫した。サンガは2戦勝ちなしとなった。

 サンガは1-1で引き分けた開幕節の柏戦と、先発、控えともに同じメンバーとなった。前半15分、CKのこぼれ球からミドルシュートを決められ、2試合連続で先制を許した。同19分、福田の右クロスを豊川がペナルティーエリア内で受け、反転して間髪入れずにシュート。相手DFの股を抜いたボールは左ポストに当たってネットを揺らした。前半から高い守備ラインの背後を狙われてピンチを招く場面が続いたが、GK具の好セーブなどでしのぎ、1-1で折り返した。

 曺監督はハーフタイムに最終ラインの選手を集めて指示を出したが、後半も自陣に押し込まれる場面が続いた。24分は武田の右CKから原が頭で合わせ、ネットを揺らしたが味方のファウルでノーゴール。同37分、再び湘南のCKから、近いサイドで触られて軌道を変えられ、フリーで待ち構えた中央の選手に合わせられて勝ち越された。終盤は平賀や安斎を投入したが、決定機は作れなかった。

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