柏FW木下康介が神戸撃破の決勝弾!「練習で何度もやってきている形」

柏レイソルは3月2日、J1第2節でヴィッセル神戸と対戦し、1-0で勝利。前年王者を相手に、値千金の決勝弾を決めたのが途中出場のFW木下康介だ。

0-0で迎えた83分、島村拓弥の折り返しに反応し、ダイレクトで右足を振り抜く。気持ちのこもった一撃でネットを揺らした。

試合後のフラッシュインタビューで、木下は自身の得点シーンをこう振り返る。

「(ピッチに)入ってから『もっとシンプルに、中に上げていいよ』と要求していました。そのなかで、拓とシンクロしたマイナスに、多分ほぼノールック気味で良いパスが来たので、流し込むだけでした」

インタビュアーに「難しい体勢だったのでは?」と問われると、「そうですね。でも、練習で何度もやってきている形なので、当てるだけでした」と胸を張った。

【動画】レイソル木下康介の決勝弾!
チームは今季初勝利。29歳のストライカーは手応えを口にする。

「アウェーで去年の王者。苦しい試合になるの分かっていたのですけど、チーム全員で、前半から良い戦いができていた。そのなかで『入ったら決めてやるぞ』と思っていたので、形になって良かったです。

前節は最後に追いつかれて引き分けました。(神戸戦は)最後、危ないシーンもありましたけど、全員で身体を張って粘った。今後に繋がる良い勝利だと思います」

そして、今後に向けて「チームの勝利に繋がるゴールを決め続けたいです」と気合を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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