『離婚しない男』芸能事務所社長役で観月ありさが登場! 高橋克典の出演も決定

伊藤淳史主演のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』に観月ありさと高橋克典が出演することが決定した。

漫画家・大竹玲二による人気漫画(講談社ヤングマガジンKC)を、2024年3月31日をもって32年間活動してきた放送作家業と脚本業から引退することを発表した鈴木おさむによる地上波連ドラ最後の脚本作としてドラマ化。妻の不倫に気づかぬフリをしながらあえて離婚せず証拠を日々収集し、“父親が親権を獲得する率はわずか1割”という困難な壁に立ち向かう男の姿を描くリコン・ブラックコメディだ。

主人公のサレ夫(=不倫サレた夫)である岡谷渉に扮する伊藤をはじめ、渉の妻・綾香役で篠田麻里子、綾香と不倫を重ねる芸能事務所の統括マネージャー・司馬マサト役で小池徹平、渉と凸凹のバディを組むことになる探偵・三砂裕役で佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS)、凄腕の離婚弁護士・財田トキ子役で水野美紀が出演。また、渉のマンションの隣に引っ越ししてきた謎多き美女・竹場ナオミ役で藤原紀香も登場した。

観月が演じるのは、マサト(小池徹平)が勤める芸能事務所「ポールサニープロダクション」の社長・大洗美子。大洗は基本的にはシンガポールにおり、久しぶりに日本に帰国する。彼女はマサトと綾香の不倫関係を知り、「汚らわしい!」と大激怒。その際に、あるトンデモナイ行動でマサトを追い込んで……。

演じる観月は、今回のオファーがあった際の心境を「鈴木おさむさんには、何度もお仕事でご一緒させていただき、とてもお世話なっておりますので、地上波連ドラ最後の脚本作にお声がけしていただいて、すごく嬉しかったです」と振り返る。そして脚本を読んだ感想について、「まさに《おさむワールド》がさく裂といった感じで(笑)。筆が乗ってらっしゃると言いますか、『これも、あれも面白いかも?』とニヤニヤしながら書いている姿を想像しながら読ませていただきました」とすっかり“おさむワールド”の虜となったことを明かす。また、小池とはドラマ『おひとりさま』(2009年/TBS系)以来の共演となるが、「小池さんとは久しぶりですが、とても大胆なシーンでの共演となって…驚いています(笑)。でも小池さんは、何かを投げれば、きちんと受け取って投げ返してくださる方ですので、肩肘張らずに演技ができました」と、良い環境の中で共演ができたことを強調。「芸能事務所の社長という役柄ですので、威圧感がありながらも、堅苦しくならずに、面白さを追求して大洗美子という人物を演じられれば」と意気込みを語る観月。マサトに激怒するヒステリックな振る舞いの後に、大洗にまさかの展開が訪れる。

また、観月と共に高橋の出演も決定。離婚弁護士・財田トキ子の過去にまつわる、重要な役どころとして登場する。「今回、鈴木おさむさんの地上波連ドラ最後の脚本作品ということで、何かご協力できればと思いました。出演させていただけることになり大変嬉しく思います」と心境を語る高橋。ワンシーンのみの出演にもかかわらず、さすがの存在感を披露する。

【観月ありさ(大洗美子役)コメント】
鈴木おさむさんには、何度もお仕事でご一緒させていただき、とてもお世話なっておりますので、地上波最後の連ドラ脚本作にお声がけしていただいて、すごく嬉しかったです。脚本も、まさに《おさむワールド》がさく裂といった感じで(笑)。筆が乗ってらっしゃると言いますか、「これも、あれも面白いかも?」とニヤニヤしながら書いている姿を想像しながら読ませていただきました。おさむさんの過去作の、すべての要素が詰まっているようなぶっ飛び具合で、私も作品を拝見するのを楽しみにしています。芸能事務所の社長という役柄ですので、威圧感がありながらも、堅苦しくならずに、面白さを追求して美子という人物を演じられればと思っています。小池さんとの共演も久しぶりだったのですが、とても大胆なシーンでの共演となって…驚いています(笑)。でも小池さんは、何かを投げれば、きちんと受け取って投げ返してくださる方ですので、肩肘張らずに演技ができました。撮影現場の雰囲気も和やかで、カジュアルな気持ちで現場に居られましたね。
1話からアクセル全開ですが、引き続き楽な気持ちで…おさむさんもおっしゃっていましたが、ビールを片手に(笑)、楽しんでいただければと思います!

(文=リアルサウンド編集部)

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