2024年F1第1戦バーレーンGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2024年F1第1戦バーレーンGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが金曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)だ。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 5番手

2024年F1第1戦バーレーンGP セルジオ・ペレス(レッドブル)

 ターン1に向けて、完璧にクリーンなラップにはならなかった。その結果、全体が僅差だったために、ポジションを2つか3つ落とした。

 トリッキーな状況のなか、予選を通して学んでいった。これほど軽い状態で走るのはその時が初めてだったんだ。Q2でラップを断念しなければならず、Q3用の新品ソフトタイヤ1セットを失った。それはマイナス点だったけれど、ポジティブなことは、予選でマシンのパフォーマンスがよかったことだ。

 まだやるべきことが残っているが、肝心なのは明日だ。グリッドの有利な側につくから、強力なスタートを決められるはずだよ。

 多くのチームがハードタイヤをセーブしていたが、僕たちはソフトをセーブした。つまり、異なる戦略で走ることになる。明日の目標は、ポジションを上げて、表彰台に乗ることだ。全体的に僅差だから、素晴らしい戦いになるだろう。

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選 4番手

2024年F1第1戦バーレーンGP カルロス・サインツ(フェラーリ)

 とてもタイトなセッションだった。でも、全体的に見れば、シーズン最初の予選としては悪くなかったよ。Q3ですべてをうまくまとめあげることができなかった。それでも4番手は明日のレースのスタート位置としてまずまずだ。

 テストを見る限り、昨年初めに比べればレースペースが改善したと自信を持っている。明日レースを走り、ペースにおいて自分たちがどの位置にいるのかを確認するのが楽しみだ。良いレースでシーズンをスタートしたいね。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 3番手

2024年F1第1戦バーレーンGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 ファクトリーのみんなが素晴らしい仕事をして、僕もルイスも満足できるクルマを作ってくれた。これをベースにさらに改善を重ねていくことができる。

 先頭に立つためにはさらに追い上げる必要があるけれど、明日のレースを3番手からスタートできるのは素晴らしい。

 明らかに僕たちとフェラーリ、マクラーレン、そしてアストンマーティンといった多くのチームが拮抗している。1周をうまくまとめてコンマ1秒か2秒タイムを上げれば、グリッドポジションもいくつか上げることができると思うとワクワクするね。

 テスト以降、全てのチームがセットアップの微調整と改善のために懸命に取り組んできた。僕たちもシングルラップのペースでは明らかに大きく前進した。そのせいでレースペースが犠牲になっていないことを願っているけれど、それは明日になればわかることだ。(マックス・)フェルスタッペンの後ろの表彰台の位置をめぐって激しく戦うことになると思う。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
予選 2番手

2024年F1第1戦バーレーンGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 トリッキーな週末を過ごしてきたが、良い予選になった。フリープラクティスでいくつかのことを試し、予選でスイートスポットが見つかった。

 Q3ではまずユーズドタイヤで走り、その後、新品セットに交換した。でも最初にユーズドを履いたことがリズムに少し影響した。それでも、去年の開幕時に比べると、良い状態だと感じる。

 レースペースに関して自分たちがどの位置にいるのかは、これから確認しなければならない。レッドブルは相変わらず、その他よりも一歩先を言っているようだ。でもチャンスがあれば必ずつかみにいくよ。

(予選後にメディアに対して語り)少しがっかりしている。Q1は少しトリッキーで、ソフトタイヤを2セット投入し、それがQ3に少し影響した。

 Q2で僕が出したタイムは、マックスがQ3で出したタイムとほぼ同じだった。つまり、このマシンにそれだけの速さはあったということだ。

 でもQ3でユーズドC3(タイヤ)を使ったことで、リズムを少し失った。その後、新品タイヤに適応しなければならないなかで、リズムを崩してしまったんだ。とはいえ、全体的に見れば、ポジティブな予選だったけどね。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 1番手

2024年F1第1戦バーレーンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得

 またポールを獲ることができてうれしい。テストはとても順調だったが、今週末は少しトリッキーだった。風がとても強くて難しいコンディションだったため、正しいマシンバランスを見つけるのが簡単ではなかった。

 予選前の時点では、全員がどの位置に来るのか、誰にも分からなかったし、とてもタイトだった。それはこのスポーツにとってエキサイティングなことだ。

 マシンにいくつか改善を加え、FP3から予選にかけてパフォーマンスを高めることができた。予選Q3ではグリップが少し向上していた。

 最終的にはマシンのパフォーマンスに満足している。また戦いに戻ってくることができてうれしいよ。明日に関しては、感触が良いから、レースに自信を持っている。レースでは何が起こるか分からないから、タイヤを可能な限り最善の形でケアして走ることが重要だと分かっている。レースで強力なマシンがあるので、今日と同じパフォーマンスを発揮したいね。

(予選後にメディアに対して語り)正直言って、ポールは少し予想外だった。でも幸運にも、予選ではマシンが良い状態になった。風のせいで、完璧なバランスを得るために微調整するのに苦労した。路面にはグリップがあったが、この数日、風が強くて、1周をうまくまとめることがかなり難しかった。でも幸いにも今日は正しい方向に進むことができたと思う。実際とても楽しく走ることができたよ。

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