誰もいないはずの部屋から、人の話し声が聞こえてきた――。
イラストレーターのmacco(@macco 524)さんは2024年2月29日、X上の「カブちゃん」というアカウント(@gabrielthecorgi)で報告したのは、ちょっと恐ろしい状況だった。
maccoさんが恐る恐る様子を見に行ってみると、広がっていたのはこんな光景で......。
ソファにちょこんと座るワンちゃんが、こちらを見上げている。テレビがついているところを見ると、話し声の正体はこれだったようだ。
なんだ、怖い話じゃなかったのか......と安心したそこのあなた。ちょっと待ってほしい。
maccoさんは、写真と共にこうつぶやいているのだ。
「仕事中、階下で人の話し声がするので(誰もいないはず)恐る恐る見に行ってみたら犬がテレビでサスペンスドラマかなんかを見ていました。リモコンは籠の中にあるしなんでテレビがついたのか本当に謎です...」
......結局、ホラーでは?
リビングから、ガブちゃんの吠える声がして...
3月1日、Jタウンネット記者の取材に応じたmaccoさんによると、テレビを見ていたのはウェルシュ・コーギーのガブちゃんこと「ガブリエル」くん(6歳・オス)。
「仕事中、階下のリビングでガブちゃんが吠えている声が聞こえて、でもすぐに吠え止んだので気にしていなかったのですが、その内人の話し声も聞こえてきて。初めは外から聞こえる声だろうと思って仕事を続けていたのですが、なんだか妙によく聞こえてくるし、その時家には私とガブちゃんしかいなかったので怖くなってきて、恐る恐るリビングをのぞいてみると、ガブちゃんがソファに寝そべってテレビを見ていました」
毎朝、写真でも座っているソファの上でNHKの「朝ドラ」をmacooさんたちと一緒に見るのが日課だというガブちゃん。しかし、普段から自分でテレビをつけるようなことはないそう。
では今回、なぜテレビがついていたのか――その謎は、解明されたのだろうか?
「解明されていません」(maccoさん)
どうやら、迷宮入りらしい。ガブちゃんが見ていたドラマより、サスペンスでミステリーなエピソードだった。