植田が劇的同点弾! 鹿島がC大阪に土壇場で追いつく…C大阪はリーグ戦連続ドロー

2024明治安田J1リーグ第2節が2日に行われ、鹿島アントラーズとセレッソ大阪が対戦した。

鹿島は開幕節で名古屋グランパスを3-0で下し、今シーズンから指揮を執るランコ・ポポヴィッチ監督の下、タイトル獲得に向けて白星発進を飾った。一方のC大阪は開幕節でFC東京と対戦し、2-2のドロー。シーズン初戦を白星で飾ることはできなかった。迎えた今節は鹿島を相手に敵地で勝ち点「3」獲得を目指す。

17分、C大阪がカウンターからチャンスを作り出す。香川がスルーしたボールにルーカス・フェルナンデスが反応し、ペナルティエリア右から右足で枠内にシュートを放つ。しかし、シュートは相手GKのセーブ遭い、得点とはならなかった。

続けて24分、C大阪が再びチャンスを迎える。右サイドからのクロスボールに反応したカピシャーバがペナルティエリア中央から左足で枠内にシュートを放ったものの、相手GKのファインセーブに遭った。その後、スコアは動くことなく、ゴールレスで試合を折り返した。

迎えた後半、ホームの鹿島にチャンスが訪れる。右サイドからチャヴリッチがクロスを供給すると、これに反応した仲間がペナルティエリア左からシュートを放つ。しかし、シュートはゴール上に外れた。

一方のC大阪は58分、左サイドから為田がクロスを供給すると、ペナルティエリア中央で待っていたレオ・セアラが反応。左足で冷静にシュートを放つと、ボールはゴール右下に吸い込まれた。

1点を追うこととなった鹿島は75分、ペナルティエリア手前から味方がパスを送ると、鈴木が右足で枠内にシュートを放つ。しかし、シュートは相手GKのセーブ遭い、得点とはならなかった。

しかし、鹿島は85分、相手陣内でFKを獲得すると、キッカーの名古はクロスを供給。これに反応した植田がペナルティエリア中央からヘディングでシュートを放つと、ボールはゴールに吸い込まれた。

その後、両チーム共に勝ち点「3」を目指したがゴールは生まれず、試合はこのまま終了。勝ち点「1」ずつを分け合った。

次節は9日に行われ、鹿島はアウェイでFC町田ゼルビアと対戦し、一方のC大阪はホームで東京ヴェルディを迎え撃つ。

【スコア】
鹿島アントラーズ 1-1 セレッソ大阪

【得点者】
0-1 58分 レオ・セアラ(C大阪)
1-1 85分 植田直通(鹿島)

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