陶器のひな人形が人気 和やかな雰囲気が特徴の「笑びな」ろくろ使わず「手びねり」で形成 北海道登別市

3月3日は桃の節句です。北海道・登別市の窯元では陶器のひな人形が人気を集めています。暖かい笑みを浮かべた優しい表情で、艶やかな陶器のひな人形「笑(え)びな」。登別市にある窯元「健千窯」では津村健二さんと千鶴子さん夫妻が20年以上前から笑びなの制作に取り組んでいます。ろくろを使わない「手びねり」で形を作り、素焼きにした後、絵の具で絵付けします。和やかな雰囲気が特徴の笑びなは、一つ一つ表情やしぐさが異なるため、自分だけのおひなさまを選んで手に取って笑顔になってほしいという願いが込められています。

© 北海道文化放送株式会社