アイナ・ジ・エンド「10年前はあんなに星がキレイに見えてたのに」「変わったな自分…」新曲『宝者』の歌詞に言及

アイナ・ジ・エンドがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! アイナLOCKS!」。2月27日(火)の放送では、リスナーのメッセージをきっかけに、新曲「宝者」の歌詞に言及しました。

――リスナーのメッセージ

「宝者」の歌詞を読んでいて、2番のAメロの、「『星見えなくなった』と思えば 目が悪くなっただけだったみたいだ 変わりゆくのは自分」という部分にハッとさせられました。

上手くいかないときにこの歌詞を読んで、原点にある素直な気持ちとかに立ち返るようにしたいと思います。アイナ先生が好きな歌詞や、歌詞に込めた想いなどをぜひ聞いてみたいです!(17歳)

――「変わったところは、きっとたくさんあるんだろう」

アイナ:ありがとう! 私も、この歌詞が一番好きです。

とある日に、外に出たときにいつも通り空を見たんだけど……いつもは星がたくさん見えてるのに、この日は全然見えなくて。「あれ? なんで見えないんやろうな?」と思って、「自分眼鏡してなかったんだ!」って気づいたんですよね。「目が悪くなっただけだったんだ」って。

10年前に同じ場所で星を見たときは、「上を見たらいっぱい星見えたのにな」って思ったんだよね。10年でここまで目が悪くなるんだ、って。10年前はあんなに鮮明に星がキレイに見えてたのにな、変わったな自分……って思ったんだよね。

他にも変わったところは、きっとたくさんあるんだろうなって思って。例えば、今こうやって生きてて……匂ってくる香りとか触ったもの、手の感触とか、音楽を聴いた感想とか、見えてるものとか。これってたぶん、今しか感じられないことだと思った。10年後は、たぶん感覚が違うんだと思う……。

私は最近これにとても気づくんだけど、それってちょっと寂しいなって思っちゃって。変わっていくところもあっていいんだけど、なるべくこの黒目のまんま、コンタクトとかつけなくて、自分自身の黒目のまんまで星を見続けたい。肌感とか耳に入ってくる音楽も、自分自身で全部感じていきたいし見ていきたい……ここは変わっていきたくないな、って思ったんだよね。そういう気持ちで、2番のメロを書きました。

(リスナーは)今17歳でしょ? 10年経って27歳になったときに、「宝者」を聴いてこんな感想が生まれたよ! とか、10年前とはまた違った曲の聴き方ができました! とか、そういう感想が聞けたらいいなって思う。それまで歌っていけるように頑張るから、よかったら10年後に感想を言いに来てください。ありがとう!

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2月27日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 2024年3月6日(水)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/

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