かばんのまち・豊岡市の専門学校で卒業式 4人がかばん関係の会社に

かばん職人を育成する兵庫県豊岡市の専門学校で3月2日に卒業式が開かれ、10期生12人が新たな一歩を踏み出しました。

豊岡市かばん専門学校で卒業式

卒業式には、「トヨオカ・カバン・アルチザン・スクール」で1年間のカリキュラムを終えた18歳から60代までの10期生12人が出席しました。

この専門学校は、かばんのまち・豊岡市から新たな職人を育てようと市や地元の企業が中心となり10年前に開設。

生徒たちはデザインから裁断、製法などに加え、原価計算などの経営についても学んできました。

式では卒業生の代表が「今後の人生にとって大きな経験になった1年だった」と思いを述べました。

10期生12人のうち4人が市内のかばん関係の会社に就職するということです。

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