「アーモンドアイ JRA顕彰馬祝賀トークショー・チャリティーオークション」が開催…引退競走馬飼育施設の支援

3月14日に、シルクホースクラブが主催となって、「能登半島地震」にて被災された、みんなの馬株式会社(石川県珠洲市・角居勝彦)が運営する「珠洲ホースパーク」のふれあいホースパーク事業復興を支援するため、「アーモンドアイ JRA顕彰馬祝賀トークショー」にてチャリティーオークションを実施する。

アーモンドアイはシルクホースクラブ所属馬として、2018年に牝馬三冠を達成し、2020年の現役競走引退まで史上最多G1・9 勝を挙げた、日本競馬史に名を残すサラブレッド。アーモンドアイが、日本中央競馬会が選出する、中央競馬の発展に特に貢献があった馬を讃える2023年度の顕彰馬に選定されたことを記念し、「アーモンドアイ JRA 顕彰馬 祝賀トークショー」が開催されることとなった。

トークショーの模様は配信される予定はなく、当日参加された方のみが楽しめる内容。トークショー後には、アーモンドアイにまつわる秘蔵品ほか、貴重なアイテムを出品するチャリティオークションが開催される。このオークションによる収益金は、2024年1月1日に発生した能登半島地震において施設が倒壊し地割れが起きるなど、大きな被害を受けた引退競走馬飼育施設「珠洲ホースパーク」に石川県珠洲市「企業版ふるさと納税」を通じて全額寄付されるとのこと。また、このイベントはシルクホースクラブの会員でない方でも参加が可能。詳しくはシルクホースクラブホームページにて。

角居師「心から感謝申し上げます」

オーディション出品アイテムの調教ゼッケン

●みんなの馬株式会社 COO 角居勝彦氏コメント
「今回このような素晴らしい機会を与えていただき、心から感謝申し上げます。1月1日に発生しました震度7の能登半島地震により、石川県能登地方が甚大な被害をうけました。我々が珠洲市さんと手掛けております「珠洲ホースパーク」も被災し、馬と関係者は無事でしたが現在、施設が地震により営業を再開できる目処が立っていない状況です。この震災で失ったものは大きいですが、命を守れたこと、全国からの沢山のご支援に感謝しています。被災地域の方々が一日も早く元の生活に戻れること、珠洲ホースパークの再開を心より願っています。本日は、私たちが共に、より良い馬の未来のために一歩を踏み出す日です。私たちのコミュニティや震災の中で、困難に直面している多くの人々がいます。しかし、私たちが手を取り合い、力を合わせれば、その困難を乗り越えることができると我々は信じています。このチャリティーイベントは、その信念を具現化する素晴らしい機会です。皆さんのご寄付や支援は、必要としている馬や人々に希望と力を与えることでしょう。そして何より、引退した後の馬たちの新しい役割と生き方、生活を実現できると我々は信じています。今日のイベントでは、私たちの目標に向けて一丸となり、共に前進することを誓います。少しでも多くの馬、人々が幸せになれるよう、力を尽くしていきましょう。改めて、皆様のご支援をお願い申し上げます。これからも、一緒に力を合わせて、より良い明日を築いていきましょう」

●アーモンドアイJRA顕彰馬祝賀トークショー・チャリティーオークション
開催日:
3月14日(木)
17:45受付開始
18:30開演
20:00終了(予定)

開催場所:
イイノホール&カンファレンスセンター「ホール」

出演者:
クリストフ・ルメール騎手
国枝栄調教師
椎本英男調教助手
根岸真彦調教助手
木實谷雄太(ノーザンファーム天栄場長)
米本昌史(有限会社シルクレーシング代表)

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