歴史上「最も直接フリーキックのゴールが多い選手」ベスト10

サッカーにおいて異質の状況となるセットプレー。試合の流れが断ち切られ、1人のキッカーによって全てが変わる。

今回は『interestingfootball』から「現在サッカー界で最も直接フリーキックでのゴール数が多い選手」を取り上げてみた。

9位:クリスティアーノ・ロナウド

FKゴール数:60点

2023年に行われたポルトガル代表でのリヒテンシュタイン戦でフリーキックを叩き込み、このランキングになんとか入ってきたロナウド。無回転シュートを有名にした選手の1人だ。

同率9位:ホジェリオ・セニ

FKゴール数:60点

ブラジル代表でも長くプレーした「フリーキックを蹴るゴールキーパー」。キャリアを通じてペナルティキックも担当し、合わせて131ゴールを決めた。

7位:ジーコ

FKゴール数:62点

現役時代の最後を日本の鹿島アントラーズで過ごした「神様」ジーコ。「白いペレ」とも言われた伝説的な攻撃的ミッドフィルダーである。

同率7位:ディエゴ・マラドーナ

FKゴール数:62点

サッカー界の歴史上最高の選手といわれるディエゴ・マラドーナは、フリーキックでもすごかった。魔法のようなキックを何度もゴールに叩き込んでいる。

6位:リオネル・メッシ

FKゴール数:63点

アルゼンチン代表チームをワールドカップ優勝に導いたリオネル・メッシ。一時はセットプレーを得意としていなかったが、後に練習の末世界最高クラスのキッカーとなった。

5位:デイヴィッド・ベッカム

FKゴール数:65点

正確無比の右足と類まれなルックスを武器に世界のスターとなったデイヴィッド・ベッカム。驚異的なフリーキックでキャリア通算65ゴールを決めている。

3位:ロナウジーニョ

FKゴール数:66点

リオネル・メッシ台頭前にバルセロナで魔法を見せ続けた天才アタッカー。そのプレーはまさに芸術品であり、そのフリーキックも見事だった。日韓ワールドカップでのデイヴィッド・シーマンを出し抜いたループFKは伝説。

同率3位:ビクトル・レグロタリエ

FKゴール数:66点

アルゼンチンの歴史上最高のフリーキッカーは1950年代から70年代にかけて活躍したビクトル・レグロタリエだ。全盛期にはレアル・マドリーやインテルから誘いがあったそうだが、故郷でのプレーを希望してアルゼンチンを離れなかったという。

2位:ペレ

FKゴール数:70点

親善試合の記録の扱いが曖昧であるため、これらの成績全てがペレの生涯ゴール数に入るのかどうかはわからないが、彼が世界最高クラスのフリーキッカーであったことは間違いない。

1位:ジュニーニョ・ペルナンブカーノ

FKゴール数:76回

「生まれる時代を間違えた」5名のスーパープレイヤー

クリスティアーノ・ロナウドやアンドレア・ピルロが大きく影響を受けた「無回転FKマスター」。ブレ球でありながらコースを狙えるというキックは、今なおそれを再現できる選手がいないほど。

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