2024年パリ・オリンピックの大陸予選のトップを切ってパンアメリカン予選が2月28日、メキシコ・アカプルコで開幕。男子グレコローマンが行われ、米国が3階級で出場枠を獲得した。
米国は87kg級で昨年のパンアメリカン選手権82kg級優勝のスペンサー・ウッズ、97kg級で前週のパンアメリカン選手権2位のアラン・ベラ、130kg級で昨年のパンアメリカン大会2位のコフルトン・シュルツが、それぞれ出場枠を手にした。
2012年ロンドン・オリンピック74kg級2位で、国籍をアルメニアからアルゼンチンに変えて出場したアルセン・ジュルファラキヤン（現UWWアスリート委員長＝UWW理事）は、準々決勝で米国選手に敗れ、2008・12・16年に続く4度目のオリンピック出場の夢は5月の最終予選に持ち越された。
各階級の準決勝の結果は下記の通り（決勝は実施せず）。
▲130kg級で出場枠を獲得したコフルトン・シュルツ。米国が3階級でオリンピック・キップを手にした
男子グレコローマン
※VSU＝テクニカルスペリオリティ
【60kg級】＝9選手出場
▼準決勝
Jose OROZCO（ベネズエラ）○［VSU、5:44=9-1］●Hans TORO（コロンビア）
Kevin DE ARMAS（キューバ）○［VSU、1:57=10-0］●Liria YERONY（ドミニカ共和国）
《2023年世界選手権・出場枠獲得国》キルギス、日本、中国、ウズベキスタン、イラン
《パンアメリカン予選・出場枠獲得国》ベネズエラ、キューバ
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【67kg級】＝12選手出場
▼準決勝
Andres MONTANO（エクアドル）○［2-1］●Julian HORTA（コロンビア）
Almanza NESTOR EVIAN（チリ）○［フォール、3:58=6-1］●Alejandro SANCHO（米国）
《2023年世界選手権・出場枠獲得国》キューバ、アゼルバイジャン、セルビア、イラン、アルメニア
《パンアメリカン予選・出場枠獲得国》エクアドル、チリ
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【77kg級】＝12選手出場
▼準決勝
Flores PENA（キューバ）○［VSU、5:55=11-1］●Joilson RAMOS（ブラジル）
Jair CUERO（コロンビア）○［6-4］●Kamal BEY（米国）
《2023年世界選手権・出場枠獲得国》キルギス、アゼルバイジャン、アルメニア、日本、ウズベキスタン
《パンアメリカン予選・出場枠獲得国》キューバ、コロンビア
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【87kg級】＝8選手出場
▼準決勝
Carlos MUNOZ（コロンビア）○［VSU、1:23=11-1］●Luis ROJAS（ベネズエラ）
Spencer WOODS（米国）○［6-3］●Daniel GREGORICH（キューバ）
《2023年世界選手権・出場資格獲得国》トルコ、ハンガリー。ウクライナ、ブルガリア、カザフスタン
《パンアメリカン予選・出場国獲得国》コロンビア、米国
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【97kg級】＝8選手出場
▼準決勝
Alan VERA（米国）○［7-1］●Jose PEREZ MORA（ベネズエラ）
Kevin MEJIA（ホンジュラス）○［VSU、2:44=10-0］●Adames Palmer CARLOS ALBERTO（ドミニカ共和国）
《2023年世界選手権・出場枠獲得国》キューバ、アルメニア、チェコ、イラン、AIN＝ベラルーシ
《パンアメリカン予選・出場枠獲得国》米国、ホンジュラス
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【130kg級】＝6選手出場
▼準決勝
Yasmani ACOSTA（チリ）○［5-0］●Eduard SOGHOMONYAN（ブラジル）
Cohlton SCHULTZ（米国）○［2-1］●Moises PEREZ HELLBURG（ベネズエラ）
《2023年世界選手権・出場枠獲得国》イラン、トルコ、エジプト、キューバ、中国
《パンアメリカン予選・出場枠獲得国》チリ、米国
