ブレントフォードと打ち合ったチェルシーがリーグ戦2試合連続ドロー【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

チェルシーは2日、プレミアリーグ第27節でブレントフォードと対戦し、2-2の引き分けに終わった。

ミッドウィークに行われたFAカップ5回戦のリーズ・ユナイテッド戦を3-2で勝利し準々決勝へ駒を進めた11位チェルシー(勝ち点35)は、その試合からスタメンを5人変更。スターリングやムドリク、GKロベルト・サンチェスらに代えてギャラガー、パーマー、GKペトロビッチらをスタメンで起用。ジャクソンとパーマーを2トップに据えた[3-5-2]で試合に臨んだ。

リーグ戦3連敗中の16位ブレントフォード(勝ち点25)に対し、チェルシーは立ち上がりからボールを保持する、なかなか決定機まで至らない状況が続く。

それでもチェルシーは30分、バイタルエリア中央でボールを受けたエンソ・フェルナンデスが素早くボックス内にパス送ると、DFの裏に抜け出したジャクソンが飛び出したGKをかわしシュート。しかし、これはゴールカバーに入ったザンカにライン手前でクリアされた。

決定機を逃したチェルシーだったが、35分にバイエルエリア右サイドでボールを受けたグストが早いタイミングでクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだジャクソンがヘディングシュートをゴールに叩き込んだ。

1点リードで後半を迎えたチェルシーだったが、開始早々に追いつかれる。50分、ヤネルトのロングパスをボックス右横からトニーがダイレクトクロスを供給すると、これを収めたレギロンのシュート。これはカイセドにディフレクトしたが、ゴール前にこぼれたボールをルアスレウがゴールに押し込んだ。

振り出しに戻った試合はここからオープンな展開で試合が進むと、チェルシーは61分に決定機。カウンターから右サイドをドリブルで持ち上がったグストの折り返しを走り込んだパーマーが合わせたが、シュートは枠の左に外れた。

チャンスを逃したチェルシーは69分に逆転を許す。レギロンの左クロスのこぼれ球をボックス中央のオニェカが左足に当てると、この浮き球をウィサが豪快なバイシクルシュートでゴールに叩き込んだ。

1点を追うチェルシーは、71分にエンソ・フェルナンデスを下げてムドリクを、79分にコルウィルを下げてスターリングを投入。すると83分、ショートコーナーから返しを受けたパーマーがクロスを供給すると、走り込んだディザジがヘディングシュートをゴールに流し込んだ。

その後も互いに勝ち越しゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。試合は2-2のままタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合う結果となった。

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