鳥羽周作レシピにSNS反響、独自ミーム「トバい」じわり流行も 意味は「やばいの上位概念」

料理人の鳥羽周作さん考案のレシピがSNSを中心に話題を呼び、2024年2月下旬ごろからは、鳥羽さんの名前と「ヤバい」を掛け合わせた「トバい」なる言葉がネットミームとしてにわかに流行している。

「是非みなさまご活用ください」

鳥羽さんは、自身の料理系YouTubeチャンネル「シズるチャンネル」(登録者46万超)と並行して、Xアカウントでも自作レシピを投稿している。フライパンひとつで完成する「ワンパン」レシピや、マクドナルドの商品アレンジといったユニークなレシピも登場する。

このような投稿は反響を呼んでおり、多くのXユーザーが実際にレシピを元に料理を作ったと報告している。また、鳥羽さんが報告に対し、「ありがとうございます トバい」「写真がトバい」などと反応することもある。

「トバい」について、鳥羽さんは2月23日にXで、「やばいの上位概念としてトバイがあるみたいです 是非みなさまご活用ください 特に予想を超えたおいしいには間違いなく トバイ」と説明している。

続く投稿によると、親交のある人気お笑い芸人・あばれる君が考案したものだという。あばれる君が23年5月にYouTubeで公開した料理動画で、鳥羽さんと共に、「俺たちの中でヤバいは『トバイ』」と紹介していた。

以降、Xユーザーの間では、料理の感想や、食べてみたいという意思表示などとして、「トバい」「トバすぎて飛びました」「マジでトバい」「絶対にトバい」といった言葉を用いる例が広がりつつある。

鳥羽さんをめぐっては、俳優・広末涼子さんとの不倫が23年6月7日に「文春オンライン」で報じられた。その後、広末さんは事実を認め、離婚を報告。一方の鳥羽さんはミシュラン1つ星フレンチレストラン「sio」運営会社の代表を辞任したほか、一時はYouTube配信などの活動も休止していた。

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