外国人観光客へコインパーキングの使い方も解説 沖縄大の学生が英語で那覇観光サイト 歩いて楽しめる陶芸工房やカフェも

 沖縄大学の国際コミュニケーション学科・末吉ゼミの学生らがこのほど、那覇市の観光PRに向けた取り組みを実施した。観光地などを紹介した情報発信サイトや紙のマップの制作、交流サイト(SNS)の発信などに取り組み、同市観光協会ともコラボレーションした。コンテンツは全て英語で制作し、日頃の学習の成果を発揮した。

 情報サイト「OKINAWA ACCHER ACCHER in Naha」は、歩き回るという意味のウチナーグチ「あっちゃー」を名称に採用した。観光名所やレストランの他、コインパーキングの使い方も解説。自分たちで撮影や編集を手がけた動画で、お勧めの観光コースも紹介した。

 壺屋通りのスポットを紹介した紙のマップでは、伝統的なやちむんの工房からカジュアルなカフェまで幅広く紹介。持ち運びやすいサイズやデザインなどを工夫したという。情報サイトはhttps://sites.google.com/okinawa-u.ac.jp/naha-tourism-sueyoshiseminar/okinawa-accher-accher-in-naha(社会部・普久原茜)

那覇市観光PRに取り組む沖縄大学の学生たちと担当教諭の末吉綾乃さん(左)=2月15日、那覇市・沖大
沖縄大学の学生が作成した那覇観光の情報サイト「OKINAWA ACCHER ACCHER in Naha」

© 株式会社沖縄タイムス社