カブス・今永がオープン戦デビュー 5奪三振も3失点で敗戦投手

オープン戦【カブス5-8ドジャース】@キャメルバック・ランチ

日本時間3月3日、今永昇太(カブス)がドジャースとのオープン戦で初登板初先発。7つのアウトのうち5つを三振で奪う力投を見せたが、先制してもらった直後の2回裏に逆転3ランを浴び、3回途中3安打3失点で敗戦投手となった。ドジャースはメジャー経験のない3選手がチームの全8打点を叩き出し、8対5で勝利。ドジャース先発のライアン・ヤーブローが3回途中2安打1失点で勝利投手となり、9番手のルーカス・ウェフにセーブが記録された。

今永は初回、先頭のミゲル・ロハスをレフトフライに打ち取ったあと、フレディ・フリーマンから空振り三振を奪い、ウィル・スミスもライトフライに抑えて三者凡退。しかし、マット・マービスの1号ソロで先制してもらった直後の2回裏、連打で無死1・2塁のピンチを招くと、アンディ・パヘスに2号逆転3ランを浴びた。

被弾直後、ドジャースの下位打線から三者連続三振を奪い、3回裏先頭のロハスも空振り三振に仕留めたところで降板。2回1/3を投げて被安打3、奪三振5、無四球、失点3という投球内容だった。試合後、今永は「今日の目標はホームランを打たれないことだった。打たれてしまったが、いい経験になった」とコメント。「速球を打ちやすいゾーンに投げてしまったので、もっと高めに投げるとか、低めに投げるとか、考えていかないといけない」と今後に向けた課題も口にした。

カブスは4回表にマイク・トークマンの1号ソロで1点差に詰め寄ったが、ドジャースは4回裏にドリュー・エイバンスのタイムリー二塁打で3点を追加。7回表にカブスが再び1点差としたものの、ドジャースが8回裏にホスエ・デポーラの1号2ランで突き放し、8対5で勝利を収めた。

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