コンビニ「海老グラタン」、最強はどれ？ローソン・ファミマ・セブンで比べたら1社だけ海老のボリュームが違う結果に。

あと一品欲しい、パンに合わせるおかずを探している時などにぴったりな「海老グラタン」。もちろん主食にもなるため、よく手に取る方も多いのではないでしょうか。

今回は、コンビニ大手3社（ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブン）の「海老グラタン」を食べ比べ。総重量、海老のボリューム、味わいの違いを検証しています。

総重量はセブンが一歩リード

パッケージをつけたまま総重量を測定したところ、セブン-イレブンが最も重く325g 。次いでローソンが313g、ファミリーマートが290gです。海老グラタンのお値段は3社ともほぼ横並びですが、重量には差が出ていますね。

海老グラタンに入っている海老を取り出しています。ローソンとファミリーマートについてはほぼ差がないものの、セブン-イレブンの海老は厚みがあり、ボリュームがあります。食べ応えについても、セブン-イレブンが一歩リードしています。

牛乳と北海道産生クリームを使用して、コクのある濃厚なホワイトソースで仕上げています。一部エリアでは価格や仕様が異なります。今回の記事で紹介するのは、関東圏内で販売している海老グラタンです。

1食当たり347kcal、たんぱく質17.4g、脂質13.2g、炭水化物41.4g、食塩相当量2.6gです。

こんがりとした焼き色が印象的です。グラタン中央部分に海老が4尾入っています。

海老は小ぶりでプリプリとした食感。マカロニが大きめで存在感があります。ホワイトソースはミルキーで、チーズのまろやかさも感じられます。やさしい味わいに仕上げながらも、固めのチーズがよい仕事をしていて濃厚に仕上がっています。

ネット上では「ホワイトソースが濃厚でおいしい」「おいしいのでリピートしている」といった声が出ています。

口どけのよいベシャメルソースのグラタン。こんがりとしたチーズが決め手です。販売地域は北海道・東北・関東・東海・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄と全国販売品ですが、地域・店舗により取り扱いがないこともあります。

1食当たり、294kcal・たんぱく質10.8g・脂質12.4g・炭水化物35.9g・食塩相当量2.3gです。カロリー低めですね。

バジルの香りが鼻を通り抜けていきます。海老は3尾ですので、今回比較している海老グラタンの3品の中では最も少ない量です。

マカロニが小さめでやわらかく、ベシャメルソースとの一体感があります。バジルの香りとチーズのまろやかさが混在する味わい。ソースはややねっとりしています。プリプリしている海老の食感が良いアクセントです。

ネット上では「とろけるような口あたりで良い」「パンとの相性が◎」といった意見が出ています。

牛乳の美味しさが特徴のなめらかなホワイトソースを使った海老グラタンです。毎年初秋あたりに登場しています。販売地域は、東北・関東・甲信越・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州。

1食当たり、403kcal・たんぱく質18.6g・脂質18.6g・炭水化物41.5g・食塩相当量2.5gです。

厚みのある海老が5尾入っています。海老重視で海老グラタンを購入したい人におすすめです。

香ばしいチーズがほどよくのびて、チーズ感が強め。チーズをメインにミルク感が伝わります。なめらかな口あたり。海老の身がどっしりしていて、海老の旨味も堪能できます。

ネット上では「海老がどっしりとしている」「ミルキーで濃厚」といった声が出ています。

コンビニ3社ともに、味わいの特徴は異なるものの、何度でも食べたくなるような美味しさ。

ローソン「濃厚ソースを味わう！海老グラタン」は、マカロニが大きくて食べ応えがあり、ミルキーなホワイトソースにプリプリの海老が良いハーモニーを奏でている一品に。また、ファミリーマート「こんがりチーズの海老グラタン」もプリプリした海老に、香り高いバジルで特別感が出ています。

セブン-イレブン「ホワイトソースの旨み海老グラタン」は、チーズとミルキーで口あたりのよいホワイトソースに、どっしりとしている海老が5尾入っていて豪華。したがって、海老を重視して選ぶならばセブン-イレブンの海老グラタンがおすすめです。

コンビニ3社ともに完成度の高い海老グラタン。主食やおかずに、ぜひとも手に取ってみてくださいね。

筆者：グルメライター相場一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。