右ひざ痛のブレーブス・アクーニャJr. 開幕には間に合う見込み

昨季のMVP、ロナルド・アクーニャJr.が右ひざの痛みを訴えていたブレーブスだが、MRI検査の結果を見て、レギュラーシーズン開幕に間に合うと確信したようだ。アレックス・アンソポロス編成本部長は「新しい情報がない限り、彼はシーズン開幕に間に合うだろう。炎症みたいな感じだね。念のため、あらゆる項目をチェックしていく予定だ」とコメント。アクーニャJr.は万全を期すために、カリフォルニアへ移動してニール・エラトラシュ医師による診察を受ける予定となっている。

アクーニャJr.は日本時間3月2日に右ひざの痛みを訴え、MRI検査を受けた。その結果、右ひざの半月板付近に炎症がみられることが判明。エラトラシュ医師はMRI検査の画像を見て、大事には至っていないと安心したようだが、念のためにカリフォルニアの自身のオフィスでしっかりと検査することを提案した。

アクーニャJr.は日本時間3月1日に行われたツインズとのオープン戦で、二塁と三塁のあいだでのランダウンプレーで右ひざを痛めたとみられている。その試合は予定通りに5イニング出場したが、翌日の試合では当初スタメンに名を連ねていたものの、出場を取りやめた。その後、MRI検査を受け、現在に至っている。

アクーニャJr.は2021年のオールスター・ブレイク直前に右ひざの前十字靭帯を断裂。このときに修復手術を担当したのがエラトラシュ医師だった。戦列復帰した2022年は119試合で打率.266、15本塁打、50打点、29盗塁、OPS.764と本調子でなかったが、昨季は159試合に出場して打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS1.012と大暴れ。史上初の40本塁打&70盗塁を達成し、満票でナ・リーグMVPに選出された。今季は昨季のア・リーグMVPの大谷翔平がドジャースへ移籍しており、昨季のMVP受賞者2人によるハイレベルなMVP争いが期待されている。

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