「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」、3月29日に開業 

ヒルトンと大和ハウスリアルティマネジメントは、「ダブルツリーbyヒルトン京都駅」を3月29日に開業すると発表した。

両社が運営受託契約を締結し、ヒルトンが運営する。ヒルトンによる京都での展開は5軒目。2023年6月に閉館した、ダイワロイネットホテル 京都グランデをリブランドする。アクセスはJR京都駅八条口から徒歩約5分。

建物は地上9階建て。客室数は266室で、広さ25平方メートルが中心。客室は全6タイプで、階層に応じて内装デザインのスタイルが異なるのが特徴。2階から6階まではレトロモダンスタイルで、カーペットは和柄のテキスタイルを採用した華やかなデザイン。7階以上はエグゼクティブルームとスイートルームとなる。スイートルームは3室を設け、広さは81平方メートル。このうち1室は「畳スイートルーム」となる。

館内には、オールデイダイニング、カフェ&バー、フィットネスセンター、エグゼクティブラウンジ、ミーティングルームを備えている。

内装デザインは、「A Touch of Kyoto Essence -京都の伝統に触れる-」をコンセプトに、京都の伝統産業、工芸品、装飾品を取り入れた。カフェ&バーには京瓦を使用したカウンター、清⽔焼などの工芸品を飾ったロビーエリアなど、京都の伝統産業や資源をインテリアに活用する。

アップスケールブランドの「ダブルツリーbyヒルトン」は、京都では2023年8月に、東山に開業している。国内では6軒目の展開となる。

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