木村拓哉 被災地の受験生たちの姿に「元気になってもらおうと思って行った僕らが、いちばん元気をもらった」

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30~11:55)。
2月25日(日)の放送では、リスナーから届いたメッセージを紹介しました。

◆被災地の受験生にもらったもの

今回、番組で紹介したのは山口県在住の53歳の女性リスナーからのメッセージです。

<リスナーからのメッセージ>
先日、「SMILE-UP.」が能登半島地震の被災地の支援活動に行かれて、そのなかにキャプテン(※当番組での木村の呼称)もいらしたようですね。今も多くの方が避難所生活の不自由な生活をされていて、先の見えない不安のなか、みなさんが来てくれたというだけでも気持ちが弾み、笑顔になれたと思います。ドラマ撮影の合間の遠距離移動もおつかれさまでした。

現地では、3カ所の避難所で支援活動をおこなったという木村。集団避難を強いられた中学生たちがいる避難所では、「栄養価の高い食事を取れると伺ったので、スイーツにしよう」と、ホットチョコやクレープを配ったといいます。

また、受験を控えた学生たちへの「Good Luck」という思いも込めて、日用品などの物資も届けたそうです。

避難所で出会った学生たちについて「みんな元気だったし、すごい笑顔だった」と、その様子を思い出す木村。続けて「元気になってもらおうと思って行った僕らが、いちばん元気をもらったというか……物資を運んだつもりなのに、物資以上のものを与えてもらって帰ってきたなと感じています」と、被災地で得たものの大きさをしみじみと語ります。

「だから、この感覚を次(の支援)に……要は、終わりじゃないという想いにさせてくれるんだろうなと思いました」と、支援の輪がつながっていくことを願うようにコメントしました。

あらためて学生たちの様子について、不自由な生活を余儀なくされている状況でも「マイナスマインドな言葉を本当に言わないんですよ。だから本当に強いなって思った」と避難所の学生たちの様子を伝えます。

さらに「『“受験頑張れ”って背中にでっかく書いてください』って言われたんだけど、“頑張れは”ちょっと違うなと思ったから、“受験楽しんで”って背中にデカデカと書いてきました」と学生とのやり取りを明かしました。

そして、最後に訪れた避難所の様子について「最後の3ヵ所目は、施設の周りが真っ暗で、避難先の施設以外に街の明かりすら見えないような場所でした」と伝えます。

「そういう状況のなかで、『受験』という大きなイベントがあって、いろんなことが平等だよと言われる世の中で、これはちょっと平等じゃないと思いましたね。この状況で受験に向かって準備をしなきゃいけないみんなのほうが、僕らの想像以上に強いと思いました」と思いを語ります。

そして、番組の最後に被災地の受験生や全国の受験生、新生活に向けて夢を追う人たちへの応援の気持ちを込め、AIさんの楽曲「みんながみんな英雄2024」をオンエアしました。

番組では他にも、2月のマンスリーゲストでシンガーソングライターAIとのトークを振り返る場面もありました。

次回3月3日(日)の放送は、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典さん、今市隆二さん、ØMIさんの3人を迎えてお届けします。

\----------------------------------------------------
2月25日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 2024年3月4日(月) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
\----------------------------------------------------

<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週日曜11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/

© ジグノシステムジャパン株式会社