レッズのエリー・デラクルーズが飛距離143メートルの特大アーチ

オープン戦【レッズ4-10ロッキーズ】@ソルトリバー・フィールド

日本時間3月3日、レッズはオープン戦でロッキーズと対戦。初回にエリー・デラクルーズが飛距離470フィート(約143.3メートル)の特大アーチを放ち、幸先よく先制したものの、守備のミスも絡んで投手陣が失点を重ね、4対10で逆転負けを喫した。ロッキーズ2番手のカール・カウフマンが2回1安打無失点で勝利投手となり、7番手のアンヘル・チビリが1回1/3をパーフェクトに抑えてセーブを記録。レッズ先発のハンター・グリーンは3回2安打2失点で敗戦投手となった。

昨季鮮烈なデビューを飾った怪童デラクルーズが2年目のブレイクを予感させている。1回表一死走者なしの場面で打席に入ったデラクルーズはカウント1-1からの3球目、内角高めのシンカーを強振。打球を快音を響かせて右中間へ飛んでいき、飛距離470フィートという特大の1号先制ソロとなった。

同僚のノエルビ・マルテは「見ていたけれど、打った瞬間にホームランだと分かった」と驚嘆。デラクルーズ自身は「いい感触だった。今までで最高のスイングの1つだったと思う」と語り、デービッド・ベル監督も「クレイジーな打球だった。打席での調子はかなり良さそうだ」と喜んだ。指揮官の言葉通り、デラクルーズはここまで5試合に出場し、12打数5安打、打率.417、1本塁打、OPS1.283と好調を維持している。

試合は3回裏にジェイコブ・ストーリングスのタイムリー三塁打などで2点を奪ったロッキーズが逆転。4回裏にはエゼキエル・トーバーの2号グランドスラムなどで一挙5点を追加した。レッズも終盤に反撃したが、ロッキーズが10対4で逆転勝利。トーバーは3打数2安打5打点の活躍だった。

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