『表層雪崩』か 北アルプス雪崩遭難相次ぐ バックカントリースキーヤー巻き込まれ…計3人搬送 1人重傷

2日、北アルプスで雪崩遭難が2件発生、合わせて3人が病院に搬送されました。

2日午前11時半ごろ、小谷村の風吹岳の沢付近で雪崩が発生。バックカントリースキーに訪れていた2パーティー・10人が巻き込まれました。この内、大阪府の男性(53)と富山県の男性(38)の2人がヘリで救助され、病院に搬送されました。目立ったけがはなく、会話もできましたが、低体温症の症状がみられたということです。残り8人は脱出し、自力で下山しました。

白馬村の遠見尾根では午後1時前、バックカントリースキーに来ていた都内の男性(55)が雪崩に巻き込まれ、右足の骨を折るけがをしました。

北アルプスは新雪が積もり、表層雪崩が起きやすい状態で、雪崩注意報が出ていました。

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