幡地隆寛がアジアンツアー制覇 初タイトルを海外で飾る

幡地隆寛※撮影は2023年「三井住友VISA太平洋マスターズ」(撮影/高藪望)

◇アジアン&豪州ツアー共催◇ニュージーランドオープンby SKY SPORT 最終日(3日)◇ニュージーランド・ミルブルックリゾート(コロネット、リマーカブルズ両コースの複合コース=6964yd/パー71)

3位から最終日を出た幡地隆寛が4バーディ、ボギーなしの「67」でプレーして1打差を逆転し、通算17アンダーで優勝を飾った。日本ツアー未勝利の30歳が、念願の初タイトルを海外で獲得。日本勢のアジアンツアー優勝は、2023年2月「インターナショナルシリーズ オマーン」を制した金谷拓実以来となる。

広島県出身の幡地は岡山・作陽高を経て、東北福祉大4年の2015年12月にプロ転向。188センチの長身で、日本ツアーの2020―21年シーズンにドライビングディスタンス1位(313.04yd)を記録するなど屈指の飛ばし屋として注目を集めてきた。

昨季日本ツアーでは、自己最高フィニッシュの「関西オープン」2位、「日本オープン」3位などトップ10を4回記録。賞金ランキングも自己ベストの18位となり、初優勝が待たれる存在だった。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン