トゥヘル監督は早期解任も? CLラツィオ戦がラストマッチの可能性…

早期解任の可能性もあるトゥヘル監督[写真:Getty Images]

今シーズン限りでの退任が決定しているバイエルンのトーマス・トゥヘル監督(50)だが、早々に解任される可能性が出てきた。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。

ブンデスリーガ12連覇に向けて今シーズンを戦っているバイエルンだが、無敗を続けるレバークーゼンを前に2位につけている。

しかし、それ以上にチームの調子が上がらず、直近の公式戦5試合で1勝1分け3敗。1日に行われたブンデスリーガ第24節のフライブルク戦では2-2のドローに終わり、勝ち点を落としていた。

そんな中、5日にチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグでラツィオと対戦するバイエルン。トゥヘル監督は指揮を執ることとなるが、最後の試合になる可能性があるようだ。

『スカイ・スポーツ』によれば、CLで勝ち上がればシーズン終了まで指揮は確定しているとのこと。しかし、ラウンド16で敗退となった場合は、そのまま解任されることになるという。

チーム内では派閥もあるとされ、トゥヘル監督へ信頼を置いていない選手もいるとのこと。また、チームとしてパフォーマンスが安定しないことで、シーズン限りで退任するために本気で取り組んでいないという可能性も指摘されている。

ただ、早期退任となった場合に後を継ぐ適任者が見つけにくいとのこと。新シーズンからはレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督を招へいしたい考えがあり、後任に据える監督はシーズン終了までの指揮にしたいとのことだ。

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