米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」は3日、シンガポールのセントーサゴルフコース・ダンジョンコース(6749ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われた。古江彩佳は「75」で回り、通算7アンダーで米ツアー2勝目を逃した。
◆西村優菜が66をマークし3位「4日間で成長感じられた」 古江彩佳は2勝目ならず
■日本勢も交えて大混戦に
10アンダーの単独首位で最終日を迎えた古江だが、前半は我慢のゴルフを強いられスコアを伸ばすことができない。
上位が大混戦になり迎えた後半の14番、この日最初のバーディをようやく沈める。単独首位に躍り出ていたセリーヌ・ビュティエ(フランス)に1打差に迫ったが、15番でボギーとなり終盤に2打差がついてしまう。
2022年の「トラスト・ゴルフスコティッシュ女子オープン」以来の米ツアー優勝を狙った古江だが、終盤にスコアを伸ばし大逆転したハナ・グリーン(豪州)を捉えるには至らず。17番でもボギー、18番でもバンカーに入れダブルボギー。通算7アンダーでフィニッシュした。
最終日に見られたのが日本勢の躍進。西村優菜は6バーディ、ノーボギーの「66」で回り通算9アンダー。畑岡奈紗も3つスコアを伸ばし、同スコアで日本選手2人が並び3位タイに入った。
◆西村優菜が66をマークし3位「4日間で成長感じられた」 古江彩佳は2勝目ならず
◆【動画あり】古江彩佳、米ツアー2勝目へ“3つ巴”で後半戦突入 西村優菜、畑岡奈紗の日本勢も猛チャージで急接近
(Y.Imoto/SPREAD編集部)