環境に目を向け、自分たちが住むまちのために活動する若者の輪を広げようと、認定NPO法人おかやまエネルギーの未来を考える会(岡山市)の高校、大学生らでつくる「エネミラユースチーム」は20日、岡山国際交流センター(同市北区奉還町)で「おかやまユース交流会」を開く。参加する県内の中高生を15日まで募っている。
脱炭素化の動きが加速する中、地球温暖化や気候変動といった環境問題について学び、安心して暮らせる岡山のまちづくりに必要な行動を考える。
第1部では気候変動をテーマにしたすごろくを通して県内の課題を探る。第2部は地球温暖化への対策など各学校や個人の取り組みを紹介し合う。資料を持参も可。
ユースチームは2019年に発足し約20人が加入。県や県環境保全事業団が主催するイベントやセミナーへの参加、西粟倉村の地域熱供給システムの視察などを行っている。
約2年前からチームで活動する青陵高3年小野日向汰(ひなた)さん(18)は「何かしなければいけないという気持ちはあっても、いざ行動に移そうとすると難しい。環境問題にアプローチするネットワークや関係性を築き、一緒に岡山のまちをより良くしていきたい」と呼びかけている。
参加無料。先着30人。問い合わせや申し込みはユースチームのメール(enemira.youth@gmail.com)。