森田理香子は復帰戦36位 バーディ締めに「100点満点」

森田理香子は「73」として通算1オーバーで復帰大会を終えた(撮影/高藪望)

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 最終日(3日)◇琉球GC(沖縄)◇6595yd(パー72)◇曇り(観衆6133人)

6年ぶりにツアー復帰した森田理香子は最終9番で5mのバーディパットを沈め、「100点満点!」と笑みを浮かべた。4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「73」で回り、通算1オーバーの36位で大会を終えた。

2013年の賞金女王は今、34歳。72ホールを回り切り「悪いショットもありながら耐えられた。疲れましたね。色々期待してもらってうれしい反面、体のどこかですごくプレッシャーを感じていた」と吐露した。

「優勝(争いをできる)というレベルではないと改めて思った。もっと精度を上げていかないと勝てない世界」と打ち明ける。その一方で「やれるんだ、というのもこれからの自分自身の支えに。気持ち的にすごく楽になった」と顔を上げた。

「落ち込んだことも多かったし、つらい思いもたくさんしてきたけど、こうやって今笑えている。幸せです。いい6年間だった」とツアー復帰までの道のりを振り返った。

次週は「明治安田レディス ヨコハマタイヤ」(7日開幕、高知・土佐CC)に出場。予選を通過すれば2週連続での4日間プレーになる。「体は18歳じゃない」と体力的な不安をにじませながら、「来週は(師事してきた)岡本(綾子)さんがいてはる。すぐにOBがあるコースなので、しびれる部分もあるかもしれないけど、すごく楽しみ」と意気込んだ。(沖縄県南城市/石井操)

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