中日・大野雄大、2回1安打無失点の好投 左肘手術から約1年ぶりの本拠地登板

◆ 立浪監督「当然、中心でやってほしい選手」

昨年4月に左肘遊離軟骨の除去手術を受けた中日の大野雄大投手(35)が3日、ヤクルトとのオープン戦(バンテリンドーム)で救援登板。2回1安打無失点と好投し復調をアピールした。

5回3失点だった先発・小笠原のあとを受け、6回から2番手として登板。最初のイニングは一死から2番・濱田には四球を与えたものの、4番・村上を中飛に仕留めるなど後続をピシャリと封じた。

7回も先頭の5番・サンタナを見逃し三振、続く山田はボテボテの一ゴロに仕留めるなど無失点。2回33球、1安打無失点、1奪三振1四球と好投し本拠地を沸かせた。

大野は昨年4月4日のヤクルト戦(バンテリンドーム)に先発したあと、左肘の不調を訴え遊離軟骨除去手術を受けた。シーズン終盤の二軍戦で復帰登板。今年の春季キャンプは一軍で完走し、立浪監督は「いいボールも増えてきている。当然、中心でやってほしい選手」と左腕の復活に期待を寄せていた。

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