【新華社ウルムチ3月3日】中国新疆ウイグル自治区の烏昌税関は2月28日、ウルムチ市の2023年の貿易額が前年に比べ4割近く増え、700億1千万元（1元＝約21円）と過去最高を記録したと明らかにした。
ウルムチ市経済開発区（頭屯河区）の自動車部品メーカーで創業32年の新疆豊華神州汽車配件は23年、中央アジア諸国からの受注が前年比約38％増加した。
自動車大手、広州汽車集団傘下の広汽乗用車新疆分公司は24年の生産台数を1万台に定め、1万6千台も視野に入れる。広州汽車は今年、自社ブランド「伝祺」のガソリン、ハイブリッド、純電動各車種の新疆での生産開始を見込んでいる。
烏昌税関はウルムチ国際陸港区で、より確実な措置とより優れたサービスを通じて貿易円滑化のレベルを向上させ、新疆自由貿易試験区ウルムチ片区（エリア）の質の高い発展に全力で貢献している。（記者/白志強）
