消すのがもったいない?女子高生が黒板に描いた「竜」がすごすぎる―中国

江蘇省無錫市湖浜中学校の黒板に描かれた大きな竜が迫力満点と話題を集めている。

竜の舞いを踊ったり、竜の絵を描いたり、竜について語ったりと、春節(旧正月、今年は2月10日)が明けて新学期が始まると、多くの学校では干支の「竜」が話題の中心になっている。江蘇省無錫市湖浜中学校(中高一貫)では、黒板に描かれた大きな竜が迫力満点と話題を集めている。

同校の高校3年8組の教室に入ると、黒板にオレンジ色のチョークで力強く描かれた巨大な竜が目に飛び込んでくる。竜は威厳にあふれており、見る者を思わず圧倒させる迫力にあふれている。

この見事な竜を描いたのは3年8組の女子高生・範穎穎(ファン・インイン)さんで、竜のイメージデザインから下描き、配色、細部の処理に至るまで同級生と一緒に手掛け、「子供の頃から絵を描くのが好きで、変わった神獣や幻の生き物などにとても興味があった。今期の『黒板ニュース』のテーマが『天に登る竜のように前進する』だったので、クラスメート3人と一緒にこの竜を描いた」という。4人は構図から着色まで約7時間かけて完成させた。

範さんは、「今はまだ寒い時期なので、暖色系の色を使った。そして、心を奮い立たせる煌びやかな竜を描いた。鯉の滝登りの絵には、高校3年生の全ての仲間が大学受験に合格できるようにという願いを込めた」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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