自動運転バスお披露目式、石川 新幹線延伸の小松駅と空港結ぶ

運行開始を前にお披露目された、石川県小松市の自動運転バス=3日午前

 石川県小松市は3日、北陸新幹線の延伸開業に合わせ、9日から市内で運行を始める自動運転バスのお披露目式を開いた。新たに新幹線の停車駅となる小松駅と小松空港を約15分で結び、運賃は大人280円。アクセルやブレーキが自動で、運転手が乗る必要がある「レベル2」から始め、2025年度以降に特定の条件下で無人運転が可能な「レベル4」の導入を目指す。

 延伸開業で観光客増が見込まれることを踏まえた駅と空港とのアクセス向上に加え、バスの運転手不足が懸念される中で交通インフラの維持を図るのが狙い。

 車体には、周囲の人や車などを検知するセンサーを計32台搭載する。

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