囲碁の仲邑、韓国デビュー戦黒星 「すごく緊張した」と笑顔

3日、韓国でのデビュー戦で李昌錫九段(左)と対局する囲碁の仲邑菫三段=京畿道城南市(共同)

 【城南共同】史上最年少で日本囲碁の女性タイトルを獲得し、韓国棋院に移籍した仲邑菫三段(15)は3日、ソウル郊外の京畿道城南市で開かれた「第5回最高棋士決定戦」で韓国でのデビュー戦に臨み、強豪の李昌錫九段(27)と対局したが敗れた。終了後、「すごく緊張した」と笑顔で語った。

 李九段は「実力があり手ごわかった。強い相手とたくさん対戦し、成長してほしい」とエールを送った。仲邑三段は韓国でも「囲碁の神童」と注目され、活躍が期待されている。

 韓国は世界チャンピオンを多数輩出し、中国と共に2強を形成する囲碁強国。仲邑三段は2日付で韓国棋院に移籍し、客員棋士として活動する。

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