【針金作家から教わる】丸くてかわいいミニバスケットの作り方

今回は、針金作家うらいまゆみさんから教わった、針金で簡単に作れるミニバスケットの作り方を紹介します。

用意するもの

まず、以下の材料を用意します

  • アルミワイヤー(太さ2mm)
  • ラジオペンチ
  • 定規

必要なパーツを切る

丸まっているワイヤーを親指と人差し指でなでて真っ直ぐにしながら、必要な長さ分切っていきます。

必要なパーツは以下の通りです。

  • 76.6cm
  • 60cm
  • 58.8cm
  • 35.6cm
  • 21cm×4本
  • 17.6cm×4本

土台を作る

まず、76.6cmのワイヤーを20.8cmのところで直角に折り曲げます。
ラジオペンチを使いましょう。

ワイヤーの長い部分を、指を沿わせながら円の形に曲げていきます。
なんとなくきれいに整えながら作ってくださいね。

ワイヤーの先端にラジオペンチをはさみ、内側にねじ込む動きをしてカギの形を作ります。

カギの部分を少し曲げて、円の部分が水平になるようにつなげましょう。

カギの部分をひっかけたら、動かないようにラジオペンチでとめましょう。
できるだけ隙間をなくして、動かないようにするのがコツです。

もう一方のワイヤーを円の反対側へ、カーブを描くように曲げます。
円の中心を通るようにしてくださいね。

先ほどと同様にして、ワイヤーの先端にカギの形を作ります。
カギをひっかけたら、動かないように固定しましょう。

58.8cmのワイヤーの端にカギの形を作ります。

カギの部分を外側からひっかけ、ワイヤーが直角に交差するようにします。

ワイヤーが交差する部分にラジオペンチで折り目をつけます。

交差するワイヤーに1周巻きつけるようにして、固定します。

1周巻きつけるようにワイヤーをひっぱり、ラジオペンチで圧縮して固定します。
ラジオペンチを使って、動かないようにとめましょう。

同様に、円になっているところにもワイヤーを巻きつけて固定します。
カーブの形がゆがんだら整えてくださいね。

長く余っている方を指で伸ばしながら、カーブを描くようにします。

同様にカギの形を作り、ラジオペンチで固定します。
最初にカギを固定したところの隣の位置にくるようにしてくださいね。

バスケットの底面を編む

21cmのワイヤー4本を使って、バスケットの底面を編んでいきます。
あらかじめワイヤーにカギの形を作り、カーブさせておきましょう。

外側からカギの部分をひっかけ、先ほどのワイヤーの横に固定します。

中心を通るワイヤーの反対側にも、同じようにワイヤーを固定します。

互い違いになるように、ワイヤーを固定していきます。

中心を通るワイヤーの反対側にも、同じように固定します。

17.6cmのワイヤー4本を先ほどと同様に固定します。

底面が編めました。

持ち手を補強する

持ち手のワイヤーが1本だと曲がりやすいので、補強していきます。
35.6cmのワイヤーを持ち手と同じようにカーブさせておきましょう。

両端にカギの形を作ります。

持ち手の部分に重なるようにして固定します。

60cmのワイヤーを真ん中で折ります。

持ち手の中心に折り目をひっかけて、ぐるぐると巻きつけていきます。
飾りにもなるので、きっちり巻かなくてもお好みで大丈夫ですよ。

ワイヤーの先端は手にひっかからないように、ラジオペンチで潰しておきましょう。
反対側も同様です。

完成

形を整えたら完成です。
今回は初心者でも作りやすいように、やわらかいアルミの針金を使いました。

小さなみかんをまとめる、小さめのカゴを作りました。
かなりやわらかいので、お子さんにも触ってもらってお好みの形にしてもらえたらいいなと思います。

今回くらいのサイズのカゴだと、お花を飾ってかわいく使えたり、いろいろなアレンジができると思います。
ぜひご家庭で楽しんでみてくださいね。

© MeTAS+(ミタス)