【折って真っ直ぐ縫うだけ】30分で完成するトートバッグの作り方

今回はYouTubeで人気の「小春の手作りアカデミー」の小春さんより教わった、トートバッグの作り方を紹介します。

必要なもの

必要なものは以下の通りです。

  • 表生地(キルト生地)…縦54cm×横40cm
  • 内生地(ツイル生地)…縦54cm×横40cm
  • カバンテープ×2
  • 樹脂ホック×1組

今回、カバンテープは長さ35cm、太さ30mmで用意しましたが、お好みで変更して大丈夫ですよ。

タグなどの装飾をお好みでつけてもOKです。
今回用意したタグは、本来は赤い部分だけで売られていたものに内生地をつけました。

縫い合わせる前の準備

表生地と内生地を中表に合わせて、まち針で固定します。

短い辺の端から3cm、8cmのところに印をつけます。

4つの角にも同じように印をつけておきます。

長い辺に10cm程度の返し口の目印をつけます。
画像のように、目印の間を避けて1cm幅で縫い付けましょう。

本体を裏返す

縫い終わったら、ミシン目を切らない程度に4つの角を切り落とします。

アイロンを使って、ぐるっと1周縫い代を割ります。

角に指を入れて裏返した後、全体を裏返します。
きれいに角を出すために、縫い代は片方に倒すようにして、ぐっと押し出してくださいね。

目打ちを使って、角がきれいに出るように整えます。

縫い目を手でしっかり開きながら、全体にアイロンをあてていきます。

返し口の部分が開かないように、まち針で固定しておきます。

本体を折って縫う

表地が上になるように、生地の向きを変えます。
中表になるように全体を半分にたたみましょう。

短い辺の中心、中心から5cmのところにも印をつけます。

先ほどの目印を目安に折り、クリップで固定します。

残り3箇所も同様に折り、クリップで固定します。

本体を広げます。
ぐるっと1周、5mm幅で縫い付けていきましょう。

全体を開いて、表側にタグを縫い付けていきます。
タグはお好みの位置で大丈夫ですが、後ほど樹脂ホックを取り付ける中央の端は避けるようにしましょう。

ズレないようにマスキングテープなどで固定してから縫い付けましょう。

開き口の内側(端から8cm)とステッチを合わせるように折り、まち針でとめます。

残り3箇所も同様に折り、まち針でとめます。

持ち手の取り付け

開き口の部分に、1.5cmほど持ち手を差し込みます。

折り目から1cm空けて、折り目と平行になるようにまち針で固定します。

持ち手がねじれないように気をつけながら、右側も同様に固定します。

逆側にも同様に固定したら、全体を横向きにします。
持ち手がねじれていないか、必ず確認してくださいね。

先ほどのステッチに5mmかぶるように、持ち手を5mm幅で縫い付けます。

仕上げ

中表に合わせて半分に折り、下から約5cmのところに印をつけます。
きっちりではなくて大丈夫ですよ。

端を合わせて、ズレないようにまち針で固定します。
返し口も一緒に縫って閉じてしまうので、きっちりと端を合わせてくださいね。
固定したら、先ほどの印までを5~7mm幅で縫い付けましょう。

先ほど縫わなかった部分を開き、縫い付けてマチを作ります。

全体を裏返します。
かわいいフォルムのトートバッグがほぼ完成していますね。

ボタンをつける

生地端から約1.5~2cmのところの中央に印を付けます。

印のところに目打ちで穴をあけます。
反対側まで貫通させましょう。

2箇所の穴それぞれに樹脂ホックを取り付けます。

完成

トートバッグの完成です。
マチを広くして丸みが強い形にアレンジすることもできますよ。
一度今回の形で作ってから、どのようにアレンジしたらかわいいのか試してもらえると嬉しいです。

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