「デブ猫」外伝の絵本発売で作者らサイン会 エミフル松前

絵本発売記念のサイン会でファンと交流する早見和真さん(右)と、かのうかりんさん(中央)=3日午後、松前町筒井

 愛媛新聞で2023年4~7月に「かなしきデブ猫ちゃん」シリーズの外伝として連載された創作童話「ジャックの“1ばん”さがし」の絵本発売を記念し、作者の小説家早見和真さん(東京都、16~22年愛媛県松山市在住)と絵本作家かのうかりんさん(今治市出身)のサイン会が3日、松前町筒井のエミフルMASAKIであった。県内のファンら70人が購入した絵本にサインしてもらい、2人との交流を楽しんだ。

 「ジャックの―」は四国中央市の三島公園で暮らしていた「チビ猫」ジャックが「デブ猫ちゃん」ことマルに感化されて愛媛を旅し、いろいろな「一番」を探す物語。加筆修正し新たな挿絵も入れてより楽しめる内容にし、2月29日に県内書店などで発売した。

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