♪小面と般若は♪女面の花形です 学芸員がラップで「推し」の美術品を表現して対決 優勝は総社吉備路文化館【岡山】

美術館などの学芸員が美術品などに対する思いをラップで表現するイベントが、きょう(3日)岡山県立美術館で開かれました。

(林原美術館 橋本龍さん)
「♪左上の小面と右下の般若かな♪どちらもね、女性の面です♪女面の花形です」

ラップバトルトーナメントは岡山県内の美術館などの学芸員が「推し」作品の魅力をラップで伝えます。決勝には、倉敷市立美術館と総社吉備路文化館の学芸員が勝ち進み、熱い思いをぶつけ合います。

(総社吉備路文化館 豊嶋乃女さん)
「♪セイレーンはギリシア神話に出てくる怪物♪歌声で船乗り誘惑して♪海に沈める人魚です」

白熱した決勝は豊嶋さんが制しました。美術品などへの「愛」はオーディエンスにも届いたようです。

(観客)
「めちゃくちゃ良かったです。知らなかった作品とかにも興味をすごく持てた」

岡山県立美術館は今後もユニークな企画を考えたいと話しています。

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