片塩商店街でちゃんこ鍋の会 大相撲力士と地元の人が交流

大相撲三月場所に向けて大和高田市内に宿舎を置く、錣山部屋の力士たちが、2日、片塩商店街でちゃんこ鍋をふるまいました。

片塩商店街でのちゃんこ鍋の会は、錣山部屋が大和ガス本社の敷地に宿舎を構えるようになって約20年続く、力士と地域の人との交流の場です。

会には長い行列ができ、約1,000人分、1杯300円のちゃんこは鶏がらしょうゆをベースにつみれ肉とたっぷりの野菜が人気で、最近では、格別においしいちゃんこを鍋やタッパーで持ち帰る人が多くなりました。

訪れた人は―

「5人前を鍋に入れて家族と食べます」

「おいしい」などと話していました。

部屋を育てた錣山親方は2023年12月に亡くなりましたが、元小結豊真将の立田川親方が年寄錣山となって、部屋を引き継ぐことが2024年の2月正式に決まっています。

催しでは、立田川親方や阿炎関がサインや記念撮影に応じ、訪れた人は力士との交流を楽しみながら新たな部屋のスタートと力士の活躍に期待していました。

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