ファッションにもトレンドがあるように、メイクにもトレンドがあり、それは移り変わっていきます。トレンドのすべてを取り入れるのは難しくても、いくつか上手に取り入れて旬なメイクを楽しむのがおすすめです。今回は、2024年のトレンドメイクの中から、気軽に取り入れやすいものをピックアップして紹介します。
色の主張は抑えた、フサフサのナチュラル眉
昨年あたりから続々発売されているのが、自前の眉の存在感を一旦消すコンシーラーのようなアイブロウマスカラ。
使い方次第で、ふわっとやさしい色の主張を抑えた眉を誰でも作れるから、自前の眉が濃いことにコンプレックスを抱えている方には特に嬉しいトレンドです。元々自前が少ない、あるいは、薄いという方はそのままパウダーで仕上げるのもよし。
また、少し前から韓国では既に流行っていた眉頭を立ち上げるメイクは、日本でも人気を集め、今年は主流になる予感があります。アイブロウマスカラを使って眉からはみ出すくらい眉毛を立ち上げ、存在感を高めるようにフサフサにしましょう。眉の色を変えたくない方は、透明のアイブロウマスカラを使うのがおすすめ。
眉の形は、少しアーチを描くのがトレンドに。これまで続いていた太眉にも変化があり、気持ち細めに仕上げると、今っぽい雰囲気に仕上がります。
ベージュのニュアンスを感じるアイシャドウにラメをさりげなく重ねて
今季は、比較的落ち着いたトーンのアイシャドウがトレンドに。取り入れやすいのは、春らしいやわらかなカラーにベージュのニュアンスを加えたアイシャドウです。とはいえ、地味になりがちなので、ラメをさりげなく重ねることで華やかさをプラスしましょう。
新しいアイシャドウを新たに購入しなくても、手持ちのパレットで色を組み合わせる方法も。誰にでもトライしやすいアイメイクなので、ぜひお試しください。
むっちりツヤリップVSサテンマット
リップのトレンドはいくつかありますが、今季らしいと感じているのが、むっちりとして艶やかに仕上がるリップとサテンマットなリップ。どちらも少しオーバー気味に輪郭を取って塗ると、よりトレンド感が出ます。
むっちりツヤリップなら、オレンジやベージュなどやわらかなカラーを、サテンマットなら赤や深みのあるカラーを楽しむとよりオシャレな印象に。
肌になじみつつも血色感や透明感を与えるチークを広めに
今季は、チークの印象がこれまでより少し強まる印象を持っています。とはいえ、肌なじみがいいカラーであることは大前提で、血色感や透明感を肌に与えてくれるかどうかが選ぶポイント。ピンクやコーラルなどの色味から、自分の肌にマッチするものを選びましょう。
入れ方は、少し広めに入れるのがポイントに。とはいえ、濃く広く入れてしまうと逆に垢抜けない印象になってしまうので注意しましょう。
いくつかのポイントを押さえながらトレンドを反映したメイクをすることで、顔の印象は変わってきます。垢抜けた印象にもなるので、ぜひ取り入れやすいものからチャレンジして、旬の顔を手に入れてください。
遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』
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