松山の若者ら日本酒・サイダーのラベル考案し完成披露 水口酒造の製品

ラベルデザインを考案した日本酒とサイダーをPRする「マツワカ」のメンバー=3日午後、松山市道後湯之町

 今夏の道後温泉本館(愛媛県松山市道後湯之町)の全館営業再開に合わせ、同市の若者グループ「マツワカ」が考案した水口酒造(同市)の日本酒とサイダーのラベルデザインがこのほど完成した。3日、本館西側の道後坊っちゃん広場で未来へ羽ばたく思いなどを表現したデザインが披露された。

 日本酒は同社の純米大吟醸酒「仁喜多津」(2種類)でコンセプトは「瞬間を切り取る!」。本館のシンボルのシラサギが朝焼けに飛び立つ一瞬をイメージした。サイダーは道後商店街や熟田津の道など6種のラベルで、交流サイト(SNS)での拡散も意識。いずれもメンバーが同社と協力してコンセプトを定め、市内のグラフィックデザイナーの案を基に決定した。

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