大山の雪崩不明2人は福岡市在住 鳥取、県警の捜索難航

 鳥取県大山町の大山(1729メートル)で2日に起きた雪崩に巻き込まれ行方不明の男性2人について、県警は3日、いずれも福岡市博多区の会社員梶栗憲一郎さん(55)、会社役員武田豊史さん(52)と発表した。県警は3日朝から捜索活動を再開したが、悪天候のため午後1時ごろまでに中断した。4日朝から再開する予定だ。

 琴浦大山署によると、梶栗さんらは他の男性1人とともに、ロープワークなどの訓練をするため2日午前8時半ごろ入山。訓練場所の尾根に到着したが雪の状態が悪く下山を始めたところ、午後0時ごろに標高1030メートルから1350メートルの山中で雪崩に巻き込まれたという。

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