「躊躇することなく引き金を引いた」1G1AのS・リエージュ川辺駿、現地メディアが賛辞!「GKシュミットに対して動じず…」

現地時間3月2日に開催されたベルギーリーグ第28節で、川辺駿を擁するスタンダール・リエージュは、渡辺剛、シュミット・ダニエル、横田大祐が所属するヘントと対戦。4-2で勝利を収めた。

この日本人対決で、見事なパフォーマンスを披露したのが川辺だ。S・リエージュが2-1でリードして迎えた62分、味方のラストパスに反応。シュミットとの1対1を制して、ニアサイドにシュートを決める。

さらにその3分後、自陣右サイドでボールを受けると、絶妙なスルーパスを供給。ケルビン・エボワのチーム4点目をお膳立てしてみせた。

【動画】川辺駿が躍動! S・リエージュ対ヘントのハイライト
ベルギーメディア『DH』は、「カワベはGKシュミットに対して動じず、ニアサイドにボールを突き刺した。その直後にも、彼の見事なスルーパスに抜け出したエボアがシュートを決めた」と川辺の活躍を報じた。

また『Het Nieuwsblad』も、「ヘントの指揮官は躍動するカワベを成す術もなく見ていた。カワベは躊躇することなく引き金を引いて、チームの3点目を奪った。その直後にもすぐさまエボワのゴールをアシストした」と伝えている。

28歳のMFの活躍で、S・リエージュはリーグ戦で3試合ぶりの勝利を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社