ながーーーいバウムクーヘンでギネス挑戦!その結末は? 世界記録20.87メートル超え目指し150人が挑む 鳥取県米子市

世界一長いバウムクーヘン作りに挑戦する参加者=米子市両三柳、弓ケ浜公園

 世界一長いバウムクーヘン作りに挑むイベントが3日、米子市内であった。ギネス世界記録(20.87メートル)超えはならなかったが、鳥取県内外から参加した約150人が心を一つにして焼き上げ、10月の「全国健康福祉祭(ねんりんピック)とっとり大会」に向けて機運を盛り上げた。

 約22メートルを目標に参加者は横一列に並び、交代しながらアルミ棒に鳥取県産の牛乳や蜂蜜を混ぜた生地をゆっくりと垂らし、炭火であぶった。約2時間半かけて焼き上げたが、7カ所に裂け目が生じ、世界記録認定はならなかった。家族で参加した米子市立福米西小6年の武良栞里さん(12)は「大勢で挑戦できて楽しかった。甘くて味もおいしい」と笑顔で話した。

 断面が木の年輪に似ているバウムクーヘンを作り、県内開催のねんりんピックを盛り上げようと、鳥取県が企画。つくねやちくわなどで、ギネス世界記録を達成した米子工業高等専門学校の学生らが協力した。

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