珍しいアイテム一堂に フェザンで初イベント 盛岡の雑貨店

盛岡駅ビルフェザンで開催されている初のイベント「吉田大サーカス」

 県内外のクラフト作家やデザイナー、飲食店、雑貨店などを集めた異色のマーケット「吉田大サーカス」は3日、盛岡市の盛岡駅ビルフェザンで始まった。一風変わったアクセサリーやハンドメード雑貨をはじめ、衣服やスイーツなども並び、多くの人でにぎわっている。4日まで。

 珍しいアクセサリーや雑貨などを一堂に集めて紹介しようと、同市の雑貨店「YOSHIDA LIFE」(吉田真雄店主)が主催。県内外の店舗や作家など27組が出店し、2日間の日程で初めて開催された。

 このうち盛岡市動物公園「ZOOMO」(辻本恒徳園長)は、事業者との積極的な連携により地域の魅力をより多くの人に知ってもらおうとワークショップを開催。オリジナルのレザーアイテムを使い、水に浮かべた絵の具を写し取る「マーブリング」が体験できる。

 園外でのワークショップ開催は珍しく、同園の運営会社・もりおかパークマネジメントの荒井雄大企画営業広報は「街中でなかなか体験できないようなことができ、他にすてきなアイテムもあるのでぜひ一緒に楽しんでほしい」と話した。

 企画した吉田店主によると、同サーカスの開催は今回のみといい、「見たことがなく、ワクワクするようなアイテムがたくさんあるのでぜひ足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 最終日の開催時間は午前10時~午後6時。

© 岩手日日新聞社