サポーターから“モウリーニョ”の名前が歌われるも…チェルシー指揮官「普通のこと」

チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、ブレントフォード戦を振り返った。2日、イギリスメディア『アスレティック』がコメントを伝えている。

プレミアリーグ第27節が2日に行われ、チェルシーはアウェイでブレントフォードと対戦。35分にニコラス・ジャクソンのゴールで幸先よく先制に成功したものの、50分と69分に立て続けに失点。それでも、83分にアクセル・ディサシがゴールネットを揺らし、なんとかドローに持ち込んだ。

そんな同試合だったが、今回の報道によると、チェルシーサポーターは逆転を許した後、かつてチームに栄光をもたらしたジョゼ・モウリーニョ氏の名前をチャントで唱えたとのこと。このことについてポチェッティーノ監督は試合後のインタビューで「理解するのは難しいが、それは普通のことだ。私たちは2-1で負けていたので、彼らはフラストレーションを表現したのだろう。私の責任だ。私が監督を務めているからね」と自身の責任を強調した。

続けて、サポーターとの関係性については「心配していない。私たちはこの関係を受け入れる必要がある」とコメント。さらに、サポーターからの愛を感じているかと問われると、「答えはノーだ。私たちは関係を築く必要がある。関係は試合に勝つことで築かれていく」と巻き返しを誓った。

ここまでリーグ戦26試合で10勝6分10敗の勝ち点「36」で暫定11位に低迷しているチェルシー。ポチェッティーノ監督はチームを立て直し、チェルシーサポーターの期待に応えることはできるのだろうか。

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