全国小学生プログラミングで上田君(宮崎市・江平小5年)グランプリ 会話支援アプリ開発

「2023年度全国選抜小学生プログラミング大会」でグランプリの文部科学大臣賞に選ばれた本県代表の上田蒼大君=3日午後、東京都港区

 独自のプログラムで制作したアプリやロボットなどを競う「2023年度全国選抜小学生プログラミング大会」は3日、品川インターシティホール(東京)であり、本県代表で宮崎市・江平小5年の上田蒼大(そうた)君(11)がグランプリに選ばれた。上田君は「思い描いたアプリを作ることができた。グランプリで自分に少し自信が持てるようになった」と喜びを語った。県勢のグランプリ獲得は、3大会ぶり2人目。
 上田君は話すことが苦手な人のため、生成人工知能(AI)を活用し、人間の代わりに意思を伝えてくれる会話支援アプリ「BeFree」を開発。飲食店での注文など、日常生活の場面に応じた会話文を作成して読み上げる。筆談より素早く、ジェスチャーより正確な意思伝達を目指した。

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