【カンボジア】1月の租税総局税収、3億米ドルで0.7%減[経済]

カンボジア経済財政省租税総局(GDT)は2月20日、1月の同局の税収が前年同月比0.7%減の2億9,800万米ドル(約450億円)だったと発表した。2024年通期の目標の7.2%に相当する金額だった。クメール・タイムズ(電子版)が2月21日伝えた。

電子商取引(EC)に課す付加価値税(VAT)のうち非居住者からの徴収額は867万米ドルだった。

GDTのコン・ビボル総局長は2月19日に開いた同局の会議で、職員に税収目標を達成するための業務効率化を指示した。

先の報道によると、23年の租税総局と関税消費税総局(GDCE)の税収は前年比3.9%減の59億米ドルで、租税総局が4.5%増の36億1,000万米ドル、関税消費税総局が15.7%減の22億8,000万米ドルだった。

カンボジアでは、租税総局が主に所得税や付加価値税、不動産税、関税消費税総局が関税と消費税の徴収をそれぞれ管轄している。

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