宿敵シティに完敗!シュート数は衝撃の3-27…ユナイテッド元主将が断罪「大人対子ども」「薬を飲まなければならない」

現地時間3月3日に開催されたプレミアリーグ第27節で、6位のマンチェスター・ユナイテッドは、2位のマンチェスター・シティと敵地で対戦。1-3で手痛い逆転負けを喫した。

ユナイテッドは開始8分で、不振に喘ぐマーカス・ラッシュフォードがゴラッソを叩き込み、幸先良く先制点を挙げる。しかし、良かったのはここまで。以降は反撃に耐える時間が続いたなか、フィル・フォデンに同点弾と逆転弾を浴びたうえ、終了間際にアーリング・ハーランドにダメ押し弾まで奪われ、力の差を見せつけられる結果となった。

スタッツを見ても、ポゼッション率は26%に留まり、シュート数は3-27。まさに完敗だった。

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英公共放送『BBC』によれば、元キャプテンのロイ・キーン氏は試合後、不甲斐ない古巣について、次のように語った。

「シティがやってくれるのは、欠点を全て見つけてくれることだ。隠れる場所がない。まるでボクシングのリングだ。彼らは相手をダウンさせた。スタッツからシティがいかに圧倒的だったかが分かる。ハーランドとデ・ブライネはベストではなかったが、フォデンがステップアップした」

52歳のレジェンドOBはまた、「ユナイテッドは今日、薬を飲まなければならないだろう。このチームと監督には大きな疑問符がつく」とも。こう付け加えた。

「リーグ戦11敗。恐ろしいデータだ。最後は大人対子どもだった。彼らはミスを犯しながら、ただひたすら耐えていた。4、5点取られてもおかしくなかったね」

厳しい現実を突きつけられたユナイテッド。同じ街のライバルとの差は開く一方だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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