３月２日にフジテレビ系列の放送された「ジャンクSPORTS」に、元日本代表の８選手が出演。攻撃側（小野伸二氏、稲本潤一、松井大輔氏、大久保嘉人氏）と守備側（中澤佑二氏、坪井慶介氏、駒野友一氏、今野泰幸）に分かれて、“積年の不満”を言い合った。
その中で、SBとして活躍した駒野氏は「何回走っても（パスが）出てこない」と盟友の松井氏への鬱憤を吐露。松井氏は「駒ちゃんの無駄走りって犬みたいで可愛い。走ってくれることでスペースを作ってくれるんですよ。ディフェンスは駒ちゃんのほうに行くから、僕がフリーになれる」と話し、パスを出さなかった意図を説明した。
同じくアタッカーの大久保氏も「僕もパスを出さない。（DFは）技術がない。でも走力はあるから、とりあえず走っとけって。たまに（パスを）出します。犬にもエサをあげないと走らなくなっちゃう（笑）」と冗談交じりに同調した。
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同じ攻撃チームでも、小野氏はこの考え方に異論。「僕は全然違う。走ってきた人を必ず使う。（松井氏と大久保氏は）ちょっとおかしいんですよ」とパサーらしい発言をした。
その小野氏と同じ黄金世代で、ボランチが主戦場の稲本もこれに賛同。「ポジション的に攻撃寄りですけど、僕とか伸二はディフェンスの気持ちも分かる。こういう風に思ったことはないですし、この２人がたぶん特別なんです。ちょっと頭おかしいんですよ」と鋭いツッコミを入れた。
この発言に、スタジオは大爆笑に包まれた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
