常総学院高野球部卒業生 後輩にエール センバツ、全力でプレーを 楽しんで 茨城

昨季共にクリーンアップを務めた秋山翔さんに記念品を手渡し、握手を交わす主砲の武田勇哉(右)=常総学院高野球場

18日開幕の第96回選抜高校野球大会に出場する常総学院(茨城県土浦市)で3日、3年生の送別会が行われ、3年ぶり11度目の春の甲子園に挑む選手たちに先輩からエールが送られた。

同日の卒業式後、3年生32人が練習に励んだグラウンドに集まった。始めに、選手を代表して、若林佑真主将(2年)が「面倒を見ていただいて、感謝の気持ちでいっぱい。甲子園でも頑張るので応援をお願いしたい」と謝意を伝えた。

続いて、卒業生一人一人があいさつを述べ、「優勝を目指して全力プレーで頑張って」「大舞台に立てることを楽しんで」「全国に常総学院の名を知らしめてほしい」などと後輩たちにエールを送った。

前主将の沢田一徹さんは「甲子園に出ることで、たくさんの人に幸せと元気を与えてほしい」と願った。中軸を務めた秋山翔さんは主砲の武田勇哉(同)から記念品を受け取り、「自分たちの分も頑張ってほしい。ホームランを期待している」と激励した。

チームは4日から7日間、沖縄県で強化合宿を行い、昨夏の甲子園大会8強の沖縄尚学などと練習試合を行う予定。実戦を重ねて大会に備え、13日に甲子園に向けて出発する。

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